Q:最近「24時間換気システム設置義務とか火災警報器設置義務、浄化槽清掃義務」といってたびたび業者さんが訪問してきます。 本当に義務なのですか?
A:住宅に関することで「義務」という指導が多くなっています。 そのため、業者によっては「義務」を取り上げて消費者に不安を煽り、高額な工事をする例がみられます。 住まいに関しては住んでいる方の「自己責任」は当然です。 新築住宅に入居した時からすべての責任は消費者です。家族の安心や安全を保証するのが住まいであり、そのために火災をいち早く知らせるのが火災警報器であり、シックハウス対策が24時間換気システム、浄化槽の掃除をして汚水の環境への配慮をすることは当然のことです。 しかし、これらのことを行うことは「義務」ですが、設置や清掃をしない義務違反があっても処罰はありません。 「義務違反」の言葉にあわてないで、冷静に対応してください。 しかし、被害が発生したときは責任を問われますので、計画的に設置の方向で計画を進めてください。