説明責任   

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Q:マンションのLDKをリフォーム。予算と工期の関係から床は剥がさず、CFの上に合板、その上に新しいCFを敷き、2m40cmのシステムキッチンを設置。
三ヶ月目の現在、システムキッチンの左端が2cm沈み、マットを敷くと一番下の引き出しが使えない。これでは欠陥工事ではないか。その外ワックスがけも雑で汚れた感じだ。



A: 相談者は、工事前に大丈夫かと質問したところ、「大丈夫です。ちゃんと工事します」との回答を口頭で受けたということです。
しかし、予算と工期という重大な要素がある工事内容に起因する問題と考えます。

最近、相談者から「説明責任」という言葉がよく出てきます。
説明をして、相手が理解、納得して初めて「説明責任」を果たしたことになります。説明責任が果たせていないと、この相談者のように他のところにも目が行き二次、三次トラブル発生となります。

又、相談者のもうひとつの特徴が、新築、リフォーム工事についての基本的な情報が不足したまま工事を発注していることです。やはり、発注する工事についての基本情報は契約前に提供、入手しておくことが重要です。

 

   
           
 
Update:2007/6/21
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