途中でやめた設計料とその支払いについて  

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設計士と建てる住宅の記事を見てある先生と知り合いになりました。
4ケ月程毎週一回事務所へ伺ったり、ショウルームへ案内していただいて家づくりの話し合いをしてきましたが、先生の考えていらっしゃる家と自分たちが 建てたい家とだんだん違ってきたので、お断りする事にしました。
すると、設計士の先生からこれまでの費用86万円の請求書が来たが、 支払わなくてはいけないのですか?


先ず、結論から申し上げると、金額はともかく、支払わなくてはいけません。
設計士はお仕事がいただけると思い、プランを提案したり、模型を作られ、ショールームにも案内されていたのです。
あなたは、その設計士と15回程度会われていますが、その間に得られた情報は結構充実していたのではないでしょうか。
金額の86万円ですが、毎週1回四ヶ月というと16回です。1回の時間がわかり ませんが、3時間程度の拘束時間とプランや模型の制作費を考えると決して法外な費用ではないと思いますが、内容と金額については再度設計士とお話合い ください。
設計士に依頼するとき、設計契約や支払い条件のお話をされずに話がが 進行していくことがよく見られます。しかし、もめることなく、設計士に設計、工事監理を依頼し、施工が終れば問題ないのですが、ご相談のように途中で意見の違いや、予算が合わない、感情のもつれから商談が成立しないことがあります。 このような事態を予測して、はじめにどこまでが無料なのか、どこから費用が発生知るのか、その項目と金額、そして、支払い時期などをきっちり決めてから、具体的な相談をされることをお勧めいたします。

     
           
 
Update:2005/6/27 
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