これは契約に関わる重要な事項です。 あなたが結んでいる契約は、建材と施工を一括している請負契約です。住宅建築は設計と建材と施工する技術があって初めて完成します。この三項目に責任を持って完成するのが施工業者です。併せて、運賃などの関係費用も含みますし、瑕疵が見つかったときに責任を持って取り替えなどを行なう責任も持っています。
建材を施主が支給される時は、あらかじめそのような契約を結ぶ必要があります。また、支給した建材についての責任は支給した施主にあります。
現場への搬入の責任や運賃等の負担、施工中及び施工の不具合が起こったときの対応についての取り決めも必要です。
又、インターネットによる販売品は寸法、収まり、性能などの諸条件を 十分に確認するべきです。
このような契約は業界、施工に精通していない施主が金額だけで判断すると大変なことになります。建材、材料支給契約は特殊な契約ですので、請負契約を結ぶ前に申し出て、双方の役割、義務、責任を合意の上で行われるべきです。